会長挨拶

 この度、第41回日本脳神経CI学会総会を2018年3月2日、3日の2日間にわたり開催させて頂くことを、教室員および同門会員一同、大変光栄に存じております。
 本学会は、臨床用CT撮像装置が登場してまもない1978年に「日本脳神経CT研究会」として第1回大会が開催され、その後のMRIなど画像診断機器の進歩に応じて、第16回からは「日本脳神経CI研究会」に、第21回からは「日本脳神経CI学会」として、脳神経疾患の診断から治療技術と成績の向上へと大きな役割を果たして参りました。過去40回の歴史におきまして、皆様を新潟にお招き致しますのは初めてのことでございます。
 私たちの教室は、昭和28(1953)年に脳神経外科を専門とする我が国最初の独立講座(第二外科学教室、中田瑞穂教授)として産声をあげており、画像診断機器のない先人達の挑戦と苦労の痕跡を教室内において日々眼のあたりにいたします。神経診療に当たり前のようにcomputer imagingを活用できる現代は、その時代と比較すれば正に恵まれた環境と言えます。しかしそのような環境であるからこそ、神経画像に対する「こだわり」を一層大切にし、進化と発展を求めて「挑戦」し続けることこそが、本学会の命題であります。皆様にはそのような基盤に立って各自の「こだわり」や「挑戦」を披露しあう場として頂きたく、本会のメインテーマを「Neuroimagingへのこだわりと挑戦」と掲げさせて頂きました。
 本会も例年のごとく、複数のシンポジウム、セミナー、そしてクイズ企画などの取り組みを予定いたしておりますが、みなさまには、神経診断、脳外科手術、血管内治療や放射線治療計画と、多岐にわたる神経診療において、こだわりある、また挑戦的なcomputer imagingの活用に関するご演題のご応募を期待いたしております。
 3月上旬の新潟は、雪解けまもない、いささかまだ肌寒いシーズンではございますが、日本人の「こだわり」と「挑戦」の詰まったお米と日本酒とともに、新潟市は信濃川の日本海河口に面した朱鷺メッセにおきまして、皆様のご参加をお待ち申し上げております。

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